007 カジノ・ロワイヤル (初回生産限定版)

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
6代目ジェームズ・ボンドに抜擢されたダニエル・クレイグが初登場。ボンドが「007」の称号を与えられるスパイ誕生秘話が描かれ、シリーズの再スタートを予感させる21作目。キャスティング時に不安視されたクレイグのボンドは、予想以上に役にハマっており、これ以前の数作、やや時代とミスマッチだったボンドのイメージを覆すことに成功した。原作も、イアン・フレミングがボンドを初登場させた一編。ボンドがカジノのポーカー勝負で悪の商人から大金を巻き上げるという任務を軸に展開していく。
アクションも過去数作とは違って、生身の肉体技を重視。高さ数十メートルのフォークリフト上での追走や、ベネチアの運河に沈みゆく建物内での銃撃戦など、その迫力と緊迫感は満点だ。クレイグも肉体の動きを存分に駆使している。ヒロイン、ヴェスパーの役割もシリーズの中では異色。彼女とボンドに育まれた愛が、ボンドが007になった後の人生に深い影響を与えたことが描かれ、感慨深い。シリーズに興味がない、あるいは興味が失せてしまった人にとっても、1本のアクション娯楽作として存分に楽しめる仕上がりだ。(斉藤博昭)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 125件
[1点] これはボンド映画か?
観ていて楽しいか?→×
観ていてワクワクするか?→×
明るいか→×
ユーモアはあるか→×
もしなれるのなら、このボンドになってみたいか→×
音楽は印象に残るか→×
暴力シーンを直視できるか→×(目を背けざるを得ない)

残念ですが、以上のような観点からすると、これまでのシリーズ中では最低ランクをつけざるを得ません。残念だなあ〜
DVD−BOX購入を考えていたのですが、ダイアナザーデイまでの20作でいいや、と思いました。

(2008-04-20)
[5点] 荒々しいボンド
06年の映画で一番気に入った映画です。
ダニエル・クレイグのボンド第1作ですが、その前のピアース・ブロスナンとイメージが大分違うため、観る前はどうかと思いましたが。。。
ふたを開けてみれば、これまでに観られなかった荒々しいボンドを見事に演じており、よい意味で期待を裏切ってくれました。
これまでの007に多かった、ありえないアクションシーンやメカ(消える車とか。。。)もほとんど無く、その点もいいですね。 (2008-04-05)
[5点] 凄いですね・・・
私もこのDVDを見てダニエル・クレイグにはまりました。今まで彼が脇役で出演してきた映画をいくつか見てるのですが、全然クレイグさんのことは印象に残ってません。クレイグさんにとってこれが初めての大きな主役だったのではないのでしょうか?この映画ではクレイグさんの魅力をふんだんに生かしてましたが、他の映画でのクレイグさんの印象の薄さが気になります。凄く演技力のある俳優さんで、ある意味本当の「ジェームス・ボンド」さを出してたと思いますが、「カジノ・ロワイヤル」があまりにも良い出来だったので次の007シリーズからいかにクレイグさんのジェームス・ボンドとしての魅力をもっと発揮できるのか、それとも「カジノ・ロワイヤル」には及ばずファンをがっかりさせてしまうかにかかってくるんじゃないかと思います。その意味ではクレイグさんもきっとプレッシャーを感じているのではないかと思いますが。クレイグさんが契約が切れるまでこのままとても魅力的なジェームス・ボンドを演じ続けられることを願ってます。 (2008-03-30)
[4点] 良い意味でも悪い意味でも今までの007映画とは
全く毛色の違った作品である。

こんなにユーモアのない、全編暗い雰囲気の、感傷的なボンド映画は初めてじゃないのかな。
Actionは相変わらず派手だが、使っている火薬の量はここ数年の007作品の中では最少ではないか(ピアースの作品は余りにもハチャメチャ過ぎたが)。
それにあの拷問シーンはまるでマカロニウェスタンですよ。007シリーズであんなに観ていてキツイなぁと思ったSceneは記憶にありません。

Lastも異色でしょう。「女王陛下の007」の悲劇的Lastと甲乙つけ難いですね。
それだけに、観終わった後の感想は007作品とはとても思えなかったと言えます。

私は個人的にロジャー・ムーアがジェームス・ボンドに最も適していたと思っているので、ダニエル・クレイグのジェームス役にはこの作品を観た限りでは?

まず歴代のボンド役とは違って、華やかさが全くない。
ジョージ・レーゼンビーは007ファンには非常に評判悪いが、元モデルだけあって華はあったし、イモっぽかったティモシー・ダルトンですら英国人としての気品だけはあった。
でもこのダニエルには華も気品もない。勿論ショーン・コネリーのような男臭さも感じられなし、ロジャーの洒落っ気も、ピアースの鼻につく伊達男っぽさもない。
つまり歴代のボンド役に必ずと言っていいほど感じられた各人の個性が全く感じられない。
何より人間としての弱さを感じてしまうのは、こういうHero物には似つかわしくないのでは。

しかしダニエルがSuper Heroのボンド役ではなく、さらに007シリーズとは違う別物のSpy Actionとしてこの作品を捉えれば、見応えのある、良い意味で印象に残る作品ではあります。

次回作もこの路線でいくのか、一転して元の007シリーズに戻すのか、楽しみですね。 (2008-03-30)
[5点] 野性と知性の絶妙なバランス
上述したようにこの作品の素晴らしい点は野性と知性の絶妙なバランスです。 
OPは中々オシャレで新鮮な印象を受けましたが、
プロローグの余りに落ち着いたボンド像に面食らってしまい、
当初はアクションの出来を危惧したものでした。
しかしストーリーを進めるうち、それが杞憂であることが分かりました。
以前のような「ジャンジャンバリバリ、マシンガンを乱射し、奇想天外なボンドカーで
敵を翻弄する」というようなボンドは残念ながら登場しませんが、
息を呑むようなアクション要素も充分に有り、今までの作品が過剰演出だったように
感じさせます。特に素手での格闘シーンなどは見ものです。
かといって、アクション偏重というわけでなく。鋭い洞察力を発揮しての心理戦
、交錯する思惑といった深い所まで作りこまれており飽きさせません。
唯一の不満点と言えば、終わり方くらいでしょうか。最近の007シリーズに見られる
「あくのそしきはかいめつした(棒読み)」といった感じではないので
勧善懲悪的な作品に馴れてしまった私には、少し不満が残りました。
(しかし、そういったハリウッド的バカっぽさが無いのも本作品の良さです)

以上が感想となりますが、今までのボンド像を引きずっている方にはお薦めできません。
その先入観を持つくらいなら別の映画と割り切ってみるべきと存じます。
ボンドシリーズとして見るなら☆3つかもしれませんが、映画として見るなら☆5つです。
(2008-03-30)
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